「あのねっ、Gamくん、最近ってお仕事忙しいのっ?」

「いや、そんなことないけど、・・・ミキ、なんか気になるんか?」

「だって、6月はほとんど何もしてないじゃん、『月刊ダムン!』とリンクの更新だけでしょっ、だから、忙しいのかなっ?て思ったの」

「ファイルサーバーにしてたPCが壊れてな、作成途中のコンテンツが全部パー!」

「え〜っ!」

「せやから、ウチのクルマでドライブ行った時のコトをミキに書いてもらってたやん、『ミキちゃんれぽ〜とっ!Gamくんのクルマだよっ♪』ってヤツ、あれも消えてしもた・・・」

「・・・そうなんだっ」

「ごめん、せっかく途中まで作ってもらっててんけどなぁ・・・」

「仕方ないよねっ、それじゃぁ、また、初めからやり直すよっ」

「いや、やっぱりやめとこうかなって思うねん、ごめんな・・・」

「・・・」

「あとは『フックの法則!』っていう企画があって、ダブルフックの形状に関する考察やけど、『ラッティー』と『フィネス』のアイの折れ曲がり方向が違ってたりするのがメインやってんけど、そっちの方がファイナルダムン本編としては重要やったからなぁ・・・」

「じゃぁ、技術的なお話しだったんだねっ」

「でも、ウチはあんまりダブルフック使わんからどうでもええねんけどな(笑)、あとは『極秘計画』っていうのがあって、それに関わってるからファイナルダムンの更新がちょっとキツイってのもある、だから『南山・蛇頭殺』も『サンダートード』も『ギャラクティカ計画』も全部放置プレイ、しばらくは『月刊ダムン!』の更新でお茶を濁すことになりそうやわ」

「なんか、それって怪しそうだねっ」

「ライギョ釣りには一切関係ないねん、だからファイナルダムンでは紹介することもないかな、って思う、バス釣りの兄ちゃん流に言えば『シークレット』って感じかな?」

「それじゃぁ、Gamくん流だと・・・」

「そんなもん決まってるやんけ、それとも、ウチにそれを言わせたいか?」

「別に・・・」

「そうそう、結局言うねんけど、その『シークレット』じゃなくて『ヒミツ姉ちゃん』、『旧ウルトラマグのフローティング殺し』を実際にやったってコトでお礼と報告の書き込みが掲示板にあった」

「・・・うんっ」

「ウチも役に立ったみたいで素直にうれしいわ」

「・・・でも、『きゃされん』さんってすごいと思うんだっ、実際にそんなことができるんだから、ミキ、絶対ムリだと思う」

「ウチ的には姉ちゃんの今後の展開が気になって仕方がない」

「えっ、そうなんだ・・・」

「『PMA33SL』もゲットしたみたいやし、次は何するんやろ?って感じ、ABUは『旧ウルトラマグ』、ダイワが『PMA33SL』やん、で、シマノが『バンタム21SG』やから、古い左ハンドルベイトってあとはなぁ・・・」

「まだ他にもあるんだっ」

「ああ、思い当たるフシはあるけど、ウチはそれをコメントする立場にないから、まぁ、お楽しみやね」

「ふ〜ん・・・」

「で、今月のお題、って言いたいとこやねんけど、今月はネタがないねん」

「へ〜っ、珍しいじゃん」

「増刊号の続きで『ファントム』、但し戦闘機じゃなくてリールの『ファントム』にしようと思ったけど、これが結構難しくて研究者泣かせやねん」

「どうしてなのっ?」

「輸出仕様と国内仕様があるねんけど、シマノの場合『マグナムライト』とかは国内外どっちも同じ名前やねん、でも、ダイワは国内仕様が『ファントム』で、輸出仕様が『プロキャスター』って別の名前やねんけど、たまに国内でも『プロキャスター』の名前で売ってたからごっちゃになってる、『PT-10Z』やら『PMA33SL』とか、で、つい最近までは国内でも『プロキャスター』の名前を冠したリールもあったし、あと、『ミリオネア』の扱いも噛んでくるから難しくてしゃあないねん、名前は『ミリオネア』やけど、見た目はモロに『ファントム』の『ミリオネアST-10AC』とか」

「なんだかややこしそうだねっ」

「やっぱりヘタに線引きしようとするのがアカンみたい、せやから今回はちょっとパスする、気が向いたらまとめてみるわ」

「それじゃぁ、今月は何するのっ?」

「うーん・・・、『最近のウチの身近な出来事』って感じでやってみよか?」

「それって、ミキも出てきたりするのかなっ?」

「いや、ウチのコトはええねんけど、ミキをネタにはせんつもりやけど」

「そうだねっ、それって、ちょっと恥ずかしいもんねっ」

「ウチはミキに関しては守秘義務ってのがあるから」

「守秘義務って・・・」

「ん?どないした?」

「ううん、何でもないのっ、それじゃぁ、『身近な出来事』いっちゃおっか〜♪」

「そうやな、まず、こないだ散髪屋さんに1ヶ月半ぶりに行ったんやけど、そこの姉ちゃん、ウチのこと覚えてたみたいでなぁ・・・」

「あ〜っ、Gamくん、また、『姉ちゃん、かわいいやんけ』とか言ってたからでしょっ?『帝国軍人やから』とか言ってミキにはそんなこと言ってくれないのにっ!」

「いや、余計なコトは言うてない、せやから、なんでかわからんのや・・・」

「Gamくんのコトバ遣いが印象に残ってたんじゃないのかなっ?」

「いや、散髪屋さんって不特定多数の人間を毎日相手にするやんか、せやからそんなモンいちいち覚えてないのがフツーと違うやろか?それも1ヶ月半前に顔剃りで5分かそこら当たっただけの話しやぞ」

「じゃぁ、すっごく記憶力のいい人だったりっ・・・」

「ウチも記憶力はいい方やから、その姉ちゃんは覚えてたけど、どうなんやろなぁ・・・、せやからめっちゃ謎、『謎の顔剃り姉ちゃん』やねん(笑)」

「ぷぷぷっ、誰にでも名前つけてしまうんだねっ、・・・『きゃされん』さんも『ヒミツ姉ちゃん』だもんねっ」

「ああ、ウチの悪いクセやわ、じゃぁ、次行こう、ウチ、久しぶりにジーパン買ってん」

「そうなんだっ」

「5年ぶりくらいと違うやろか?今までずーっと同じジーパンばっかり履き続けてたし、この5年間はシャツとかそんなんだけ、まともな上着は買ったことないねん」

「確かに、Gamくんのジーンズって、ずっと履き続けてた、って感じで結構いい雰囲気だったもんねっ」

「ついに穴あいてしもてなぁ、でも、ウチの感覚やと、穴あいたくらいやったら別に新しいの買う必要はないねん、ウチは見た目は一切気にせえへんし、カムルチィの血がシミになっても全然平気な人やから」

「でもっ、新しいジーンズ買ったんでしょっ?」

「ああ、穴あいたジーパンでカムルチィ釣るのにブッシュに侵入するとなぁ、穴あいたところにブッシュが当たってめっちゃ痛い、それでやねん(笑)」

「じゃぁ、ライギョ釣りの為なんだねっ」

「その通り、だいたいそんなんって結構な値段するやんか、そんなお金あったらPEライン300mまとめ買いとかするぞ」

「それじゃぁ、安いのにしたらいいじゃん、ミキも高い服って買わないよっ」

「安いジーパンはすぐにボロボロになるのと違うか?そう思ってちょっと高いのを買うことにしてるねん、やからウチの場合は5年に1回で更新、そんなレベルでええねん」

「そういえば、Gamくんってジーンズのサイズはどれくらいなのっ?」

「ウチは28インチか29インチってとこやな」

「やっぱ、細いんだね〜っ」

「ああ、裾上げもする必要がないねん、それも今の若い子みたいに長袴状態なんかじゃなくて多少裾が地ベタ擦ってる、ってくらいの感じやんか」

「足も長いもんねっ、ミキ、Gamくんが羨ましい、っていつも思ってるんだよっ」

「いや、ただ単純に身長が180センチあって、虚弱体質やから28〜9インチのジーパンやと裾上げせんでもいい、ってレベル、今の若い子で同じくらいの身長やとウチの方が足短いからなぁ・・・」

「でも、いいなぁ、足、長いんだもんっ・・・」

「まぁええやん、次行くわ、こないだ土曜日に静岡に日帰りでライギョ釣りに行ったんやけど、その次の日は法事で鳥取に行っててん」

「結構、遠そうだねっ」

「海部郡〜静岡が往復400キロくらいかな、これは問題ないねんけど、鳥取がなぁ、往復800キロあったぞ、片道400キロやわ、それも日帰りやから2日でトータル1200キロ走らせてたんやね、せやから、さすがにちょっと厳しいなぁ・・・」

「それって、すっごく遠いってコトじゃん、時間もかかったりしたんでしょっ?」

「うーん、行きは3時間半で鳥取市の中心まで行ったぞ、十何年前に原チャで行った時は8時間かかったからなぁ」

「3時間半が速いのか遅いのかわかんないんだけどっ・・・」

「朝で高速もすいてたから、だいたい時速『ぬえわ』キロで巡航してた、もちろん、遅いクルマに追いつくから減速、ってのもあるけど」

「えっ、『ぬえわ』って?・・・」

「いや、法定速度を超過してた場合のネットでの表現やねんけど、キーボード見てくれ」

「え〜っとっ・・・」

「わからんか?、横の『テンキー』じゃなくて上の『数字キー』って左が数字で右がひらがなやんか」

「うん、そうだねっ」

「ひらがなの『ぬ』ってキーは数字の『1』やん、その要領で表現するねん」

「ってコトは、え〜っとっ・・・、『え』は『5』だし、『わ』は『0』だからっ・・・、あ〜っ!Gamくん、スピード違反じゃん!!」

「まぁ、そんな感じやわ」

「でもねっ、ミキと一緒の時って、そんなにスピード出さないじゃん」

「ああ、横乗ってて飛ばされるのってめっちゃイヤやと思うねん」

「そうだよねっ」

「せやから今度は『ぬゆわ』でお出かけしよう、もちろん、ミキ、おまえも一緒や(笑)」

「え〜っ!そんなのやだよ〜っ」

「まぁ、安全運転が一番、飛ばすと、ガスと点数と命がいくらあっても足らんからなぁ」

「うんっ、Gamくんも気をつけないとダメだよっ」

「そうやね、おおきに、あと、ウチの部屋の裏庭やけど、放置プレイで『スーパーブッシュの超ヘビカバ状態』とかあるけど、今回はこれくらいにしとこうか、長すぎるのもアレやし」

「誰も最後まで読まないっ?」

「そんな感じやわ、で、最後に聞くけど、ミキ、ウチって『カッコいい』のか?」

「・・・どうしてそんなコト聞くのっ?」

「いや、鳥取行った時に親戚の女の子、高校生やねんけど、その子がウチに『カッコいい』とか言うてた」

「・・・」

「まぁ、あの子はクルマ好きやから、ウチじゃなくてクルマやと思うから除外するけど、『謎の顔剃り姉ちゃん』がウチを覚えてたり、昨年末のキャバクラでも『姉ちゃんキスOK状態』みたいやったから、状況証拠的に、もしかしたらそうなんかなぁ・・・、って思ったんやけど」

「・・・」

「まぁ、ミキに聞くのは間違い、って感じやな」

「あのねっ、Gamくんって、今までそんなコトって何も考えなかったのっ?」

「うん、ガキの頃はともかくとして、ここ十年以上そんなん考えたことない」

「うん、って・・・、もう少し、オシャレとかにも気を配った方がいいと思う・・・」

「そうなんや、でもな、リール買うお金はあっても服買うお金ないねん(笑)」

「・・・でも、それがGamくんらしくっていいのかなっ♪」

「そう!人間やっぱり中身で勝負やぞ!『高い財布持ってても中身入ってない姉ちゃん』とか、『高級外車に乗ってても低級な運転してるオッさん』とかおるからなぁ(笑)」

「はははっ」

「ほんなら、これで終わりにしようか」

「うんっ、それじゃぁ、次は来月号だねっ♪」

(2007/7/3発行)

もどる