現代のライギョ釣り(カバーでのカムルチィ狙い)でリールに巻く糸はPEラインが主流、というかほぼ100%PEなのでそれを前提に話を進める。

管理人は、ラインメーカーがライギョ用として販売している、所謂専用ラインではなく船釣り用の色分けラインを愛用している。ライギャーリールすべてに。コストパフォーマンスに優れることが第一、二義的には距離が掴めることがその理由だ。専用ラインと色分けラインとの違いは、はっきり言ってその色のみと思っている。実際に使ってみてメーカーが言うほどの差は感じられない。それとも感じることのできない管理人は鈍感なのだろうか?
色分けラインは見た目には非常にハデな糸である。それに対して専用ラインはロービジ系グリーンといった、できるだけ見にくそうな色を採用している。果たしてロービジは実際に効果があるのか?あんな太い糸をカバーの上から揺すったりしているのだから、どうなんだろうか。いつも疑問に思う。あの魚が色をどれだけ識別する能力をもつのか、誰も知らないのと違うか?カバーじゃなくてオープンで見切られるというのならば、PEではなくて昔みたいにモノフィラで先端だけダブルにすればいいだけの話だからね。被視認性に関しては、まだ納得がいく結論が得られていない。
影響がある事が明確に判明したならば、先端部10mを、赤とかオレンジではなく、グリーン等のロービジ系から始まる様に糸を巻く。色落ちするまで使うっていうのもアリ。

入手しやすい色分けラインとしては、

よつあみ 「パワーハンター」

サンライン 「ディープワン」

東レ 「スーパーストロングPE」

ダイワ 「棚センサーブライトR」

以上が一般的だと思う。で、通常リールに巻く量は70〜80m程度なので、100mボビンを1個買うのはあまり糸が必ず発生するのでもったいない。そこで管理人は300m連結買いすることが多い。たまにレジ打ちの兄ちゃんが間違えて100mの値段で300m買えてしまうのもいい感じ。店にもよるが、10号100mで1700〜800円程度、2000円しないと思う。

ところで、現在愛用している糸はこの中にはない。よつあみの「ウルトラダイニーマ」を多用している。
先に挙げた糸よりもワンランク強いのがまず嬉しい。以前はそれなりに高かったのだが、モデルチェンジで新しい商品が販売されたので安くなったこと、さらに在庫処分で叩き売られていることもあるのがさらにいい感じだ。それでも先に挙げた糸より高いが、6号クラスであればその価値を見いだすことができる。逆に10号クラスなら、余裕強度を考えれば普通の色分けラインでも充分すぎるぐらい使い物になる。(2005/12/25更新)

Line編の続きをアップ(2006/7/11)

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